働く人々との関係

− 共に働き、互いに生き行く −

私たちの仕事は、社員だけでなく、協力してくださる多くの会社や、
そこで働く人々がいてこそ達成できるものです。
大和建鉄は、さまざまな問題を抱え、複雑化した現代を
「共に働き、互いに生き行く」ために、背景や価値観の違う相手を尊重し合い、
協力し合い、互いに繁栄していけるよう、
「協働の実現」と「個人の尊重」への取り組みを始めています。

協働のイメージ

1 . 協働を実現する取り組み

− 認め合い、支え合い、生きやすく −

大和建鉄では、共に働く人々と「互いに生き行く」ための「協働」を目指しています。具体的に進めていくために、「認め合う・支え合う・生きやすくする」の「3つの柱」を立て、協働観を生む土壌づくりに取り組んでいます。
日々の仕事で連携を強化し、成果の共有を進め、共に安心して暮らせるための制度づくりを目指します。

働く人たちとの関係 働く人たちとの関係

1. 互いに認め合う

  • 自分にない考えや力を認める

    自分との違うものを拒絶せず受け止める

  • 考えや立場の違いを受け止める

    年齢差や社内・社外でおきる、
    考えや背景から来る違いを受け止める

  • 互いの生き方や価値観を尊重する

    個人の生きがいや、生活における価値観に干渉せず尊重する

2. 共に支え合い働く

  • 多くの協力があって、仕事ができることを知る

    自分一人でできる仕事はないことをよく知り、よく協力を得る

  • 互いの持てる力の違いを活かす

    それぞれの持つ多様な力を合わせ、大きく動かす力にする

  • 支えることで、支えられることを知る

    常に人を支える心構えをもつことで、支えられる人になる

  • 誰もが働きやすい場所に

    年齢、性別、身体的弱者など、多様な人々を受け入れる

3.「生きやすくする」工夫をする

  • 依存しすぎず、自立した関係でいる

    働く一人ひとり、働く個人と会社とが、それぞれ自立した関係でいる

  • できないところを責めず、できるところを見る

    互いのできることを見て、相手を受け入れる

  • 既成概念にとらわれず、できることから始める

    発想を転換し、できそうなところ、したいことから手を付ける

  • 失敗を隠したり、怖がったりせず、正直でいる

    自分を守ることは苦しくなっていくこと。周りの人々を信じて、正直でいる

  • プライベートな領域の詮索や干渉をしない

    仕事とプライベートを分け、勝手な詮索や干渉は避ける

「協働を実現する3つの柱」について

大和建鉄が目指す「協働」の考え方を、3つの柱に沿って紹介します。
1つ目の柱は、「互いに認め合う」ことです。自分と違う考えや、やり方を受け入れることは、簡単ではありません。互いに話をよくし、分かり合う工夫をする手間や時間を惜しまず、「違いを受け止める心」をつくることが、私たちの進める「協働」の土台となります。

2つ目の柱は、人それぞれの力を尊重し、「共に支え合い働く」ことです。共に働くには、持てる力の違いを知り、互いに補い、支え合う意識をもって仕事に臨むことが必要です。自分ができることで人を支え、自分も人に支えられる。多様な力を合わせることができれば、どんな仕事が来てもやり方を見つけられ、仕事を大きく推進させることができます。大和建鉄では、年齢や性別、経験、ハンディキャップなどの区別なく、「働く力」を正当に評価し、共に働ける職場づくりを進めています。

3つ目の柱は、1日の多くの時間を過ごす職場を、働く人同士が「生きやすい」場となるようにしていくことです。誰もが気持ちよく仕事ができるよう、人と接するマナーや思いやりをもち、閉塞感や重圧感を生まない風土づくりを目指しています。個人に責任を押し付けたり、既成概念にとらわれて自らを追い詰めたりしてしまっては、仕事が苦しくなってしまいます。

私たちは、できること、できないことを見極めながら、柔軟に発想し、それぞれの力を束ね、課題を越えていける会社でありたいです。そして、周りの人々を素直に信じ、皆で支え合っていける風土を築いていきたいと考えています。

のイメージ

2 . 一人の力と思いを尊重

− 個人を尊重する −

大和建鉄では仕事に携わる人々と仕事を通して、幸せになることを見据えています。そのために、一人ひとりの力や価値観を認め、生き方を尊重する考えを大切にしています。

同じ職場であっても、さまざまな考え方や価値観があり、仕事にやりがいを求める人、趣味を生きがいに働く人もいるでしょう。会社で力を尽くしてもらい、得たものを還元することでさまざまな自己実現が図れ共に豊かさを享受しあえる関係を築きたいと考えています。

人生における夢や思いを尊重

適切な評価で還元

個人の生活を重んじる

共存・共栄の関係性を図る

一人ひとりの持つ力を活かす

一人を尊重する取り組みの例

  • 長期出張は、複数名による交代制(ローテーション)で行い、個人の負担を軽減
  • 長期出張の後、交代時に長期休暇を取得可能
  • 社内に、リラックスできる休憩スペースを設置
  • 管理職にならず、専門職のエキスパートとして現場で働き続けるキャリアプランも用意(待遇は管理職と同等)
  • 定年後も、嘱託で仕事を継続できる再雇用制度を採用。能力や成果、本人の希望を尊重し、定年前と遜色のない給与で働き続けることも可能